落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

田辺いちかさんをもっと聴かなくちゃ、と思った秋葉原の夜

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落語家が聴ける秋葉原の小料理屋「やきもち」。

お店の中に高座があって、美味しい料理やお酒を味わいながらプロの落語が楽しめます。

夢のような空間。

小ぢんまりとしたお店なので、高座が近いのも魅力です。

 

落語家限定ではありません。

先日は講談の田辺いちかさんでした。

 

講談となると私、どうしても神田伯山先生を連想してしまいます。伯山先生は日本講談協会に属しているので、同じ協会の人たちの講談を聴く機会が多いです。師匠の神田松鯉先生とか。

 

一方、いちかさんは講談協会の所属。正直、あまり聴く機会がありませんでした。たぶん今回で2度目。

 

かつて「東京かわら版」で評論家の永井好弘氏がいちかさんのことを書いていて、「勉強している」「良い感じで伸びているのが感じられる」とのこと。昨年2月号。

こりゃどうしたって気になります。

 

というわけで、去年(2011)9月に神田神保町の奥野カルタ店で初めて聴いたのです。

そして今回が2度目。

もう少しまめに聴かなくては。と思いました。

 

いちかさんの高座、品があっていいんですよ。

真面目な印象で、それも好感度高め。

おじさんファンが多いらしいという噂ですが、

それも納得です。

 

いちかさん、神田伯山先生のYouTubeに出演したことがあり、そこで伯山先生がいちかさんのことを「スーパー前座」と呼んでます。

なにしろひと月に30回の高座があったらしいですよ、前座の時に。

それはつまり、周囲に高く評価されてるってことですよね。呼ばれる、ということですから。

 

そんなスーパー前座が二つ目となり、今も精力的に講談をやってます。

もっと聴きに行かなくちゃ。

 

#田辺いちか

#神田伯山

#東京かわら版

#永井好弘