ようやく見ました、「二つ目物語」
先日、見に行きました、「二つ目物語」。
林家しん平監督作品。
短編3本で構成されているオムニバス形式の
映画です。
セリフのある出演者は全員落語家。
思いがけない役をあの人が!
という発見も楽しい。
(もっとも、中にはよく存じ上げない方も)
タイトルからして、
二つ目という、真打になる手前の
若い落語家さんたちが主役。
実にこの、落語好きにはたまらない作品です。
その分、落語にあまり興味のない人は、
どのくらい楽しめるかなあ。
とちょっと不安。
ま、興味ない人はそもそも見ないでしょうけど。
印象的だったのは、
・春風亭一花さんの怪演が素晴らしい。
最初、誰かわかりませんでした。
・柳亭市馬会長の声はいいなあ。
複数の会話シーンでひときわ耳に残ります。
見事な芝居でした。
・金原亭杏寿さんは、予備知識がなかったら普通の役者と思いそう。そのくらい華があります。落語家になる前に朝ドラ「純と愛」に出演していたそうです(落語家になってからも「ちむどんどん」に出演してます)から、当然の感想かも。
ところでこの映画、都内では池袋のシネマ・ロサにて、1日1回のみの上映。
今週木曜日、あ、明日だ、までだそうです。
シネマ・ロサといえば、「カメラを止めるな!」を最初に上映した映画館のひとつ。
「二つ目物語」も2度ほど公開期間が伸びたらしいですが、さすがに「カメ止め」ほどのブームにはならなかったかあ。
#春風亭一花
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