落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

神田伯山先生の怪談は本当に怖かった。

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今夜は久しぶりの紀伊國屋寄席。

言わずとしれたホール落語の老舗です。
紀伊國屋書店新宿本店の紀伊國屋ホールで、毎月開催。

今回で686回ですから、これはもう大変な歴史があるわけで(50年以上!)。

 

ただ、最近はあまり行けてませんでした。

開演が午後6時半というのは堅気のサラリーマンにはなかなか厳しいし、新宿は帰りがちょっと大変。そんなわけでちょっと行きにくいのです(そのわりに同じ新宿の末廣亭にはしばしば行ってるなあ)。

 

そんな私ですが、今回は行きました。

今回は出演者が素晴らしい。


トリの伯山先生はもちろんですが、

最近気になってる田辺いちかさんも聴けたし、百栄師匠の新作も面白かったなあ。

そして紙切りの正楽師匠。この人の芸、軽くって好きです。

 

トリの伯山先生曰く、「みんな、やりたい放題」。そこがいい。

 

伯山先生は「楽屋に弁当がない!」と大いに笑いを取ってからの怪談。これが実に怖い。芸の力ですねえ。素晴らしい。

 

時々、舞台の姿が一瞬大きく見えたのは気のせいなのか、芸の力なのか。

 

四谷怪談の主人公であるお岩さん、生まれる前から因縁めいた話があったのね。

 

「弁当がない!」から本編に入る前に昔の落語家の怖い話が数分ありまして、これが実話だとしたら誠に怖いんですが、伯山先生、途中で「なまめかしい」という言い方をしてました。あそこは「なまなましい」じゃないかしら。

ツイッターに書くのは怖いので、ブログにこっそり書いておきます。

 

田辺いちか 名医と名優
春風亭百栄 天使と悪魔
五街道雲助 千両みかん
〜仲入り〜
林家正楽 紙切り
神田伯山 お岩誕生

 

#神田伯山

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