落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

春風亭百栄師匠が気になります。

f:id:hagihara3845:20220815235902j:image

 

寄席や落語会のひそかな楽しみは、

「この人いいなあ!」という新たな芸人さんの発見です。

 

あ、もちろん私にとって、ですよ。

ベテランの噺家さんでも初見の方、まだまだたくさんいらっしゃるわけで。

 

今回の紀伊國屋寄席、伯山先生やいちかさん、雲助師匠、紙切りの正楽師匠が凄いのはわかってましたが、春風亭百栄師匠も、いいですねえ。

 

落語好きの方にしてみれば「今頃そんなこと言ってんの」「気づくの遅すぎ」だと思うのですが。

 

もちろんお名前は以前から知ってましたが、そしてかなり気になってましたが、いやあ、面白かったなあ、今夜の「天使と悪魔」。

 

鈴本演芸場で、新作をやるか古典をやるかで悩む二つ目の噺なのです。

 

設定が落語好きの心をくすぐりますし、気持ちの揺れが見事に表現されてて、凄い噺だなあ、と。

 

これでまた、気になる噺家さんが増えてしまったよ。

 

#春風亭百栄

#天使と悪魔