落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

春風亭かけ橋さんの記念の会に行けて良かったあ。

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今夜は、春風亭かけ橋さんの二つ目昇進記念落語会でした。日本橋公会堂。

 

かけ橋さんといえば、柳家三三師匠に入門、柳家小かじの名前で二つ目にまでなりますが、その後、落語協会を退会。落語芸術協会春風亭柳橋師匠に入門して前座からやり直し、今年、改めて二つ目になったという人です。

 

師匠を2人持つ落語家さんはたまにいますが、前座を2回経験してる落語家さんは、そうはいないんじゃないかしら。そうでもない?

 

そんな経歴だからでしょうか、かけ橋さん、二つ目になったばかりとは思えぬ落ち着きがあります。古典を本寸法で聴かせ、印象に残る。気になってる若手落語家の一人です。

 

そのかけ橋さんの記念の会で、しかも三三師匠も出演するとあっては、行かないわけにいきません。

 

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二つ目昇進にしては珍しく、口上もありました。三三、柳橋、両師匠の言葉が暖かく、しかも長い。いろいろ言っておいてあげたいことがあるんでしようね。客席も和やかな雰囲気で、良い会でした。

 

三三師匠の鼻濁音の話は、インパクトあったなあ。かけ橋さん、小かじ時代はできてなかったけれど、さっきの落語ではだいぶできていた、とのこと。

 

なぜ落語協会を退会することになったのか。

当然のことながら、その辺りの説明は一切ありませんでした。

個人的に、詮索するつもりもありません。

ネットを丹念に調べたら出てくるのかもしれませんが。

 

はっきりしてるのは、春風亭かけ橋という、これからが楽しみな若い落語家がいて、前の師匠も今の師匠も彼のことが気になってる。という現実があれば、いいじゃないですか。

 

かけ橋さん、これからも応援しようっと。

 

あ、そうそう、入り口で手ぬぐいをいただきました。こんなことも、ちょっと嬉しい。

 

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中入り

口上

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かけ橋 家事息子