落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

テレビドラマ「立川談志」を見て思った2、3の感想

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BS日テレのテレビドラマ「立川談志」を、録画で見ました。

 

この数年、笑点がらみの落語家のドラマを正月にBSでやってる、というのは知ってましたが、見るのは初めて。それだけ、立川談志という名前に引きがあるわけでして。

 

笑点を作ったのは談志師匠ですが、後に、決裂するんですよね、談志師匠と笑点。そこをどう描くのかな。と思っていたら、きちんと描写してました。

 

主演の駿河太郎さん、明らかに談志っぼい風貌ではないのですが、それでも時々、談志ぽく見える。素晴らしいです。

 

それ以上にすごいと思ったのが、奥さん役の篠田麻里子さん。談志師匠が語るエピソードでしか奥さんのことは知りませんが、いかにもこんな感じだったんだろうなあ、という印象で、いいんですよねえ。

 

林家三平役の小手伸也さんも、よかったです。

 

というわけで、役者さんは皆さん、好印象。脚本に、ちょっと気になるところがありましたが。

 

一番気になったのは、ラストの蕎麦屋のシーン。落語協会脱退後も、小さんと談志が会っていた。というのは本当のエピソードなんですかね? 初耳でした。私の不勉強、なのかも、ですが。