落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

桂小すみさんの記事をきっかけに、花形演芸大賞のことを調べてみました。

桂小すみさんの記事が、今朝の朝日新聞に出てました。そういえば、昨日の東京新聞にも。 小すみさん、私の記憶では雷門小助六師匠がトリの時に、見たことがあります。三味線と琴を同時に演奏したり、マライア・キャリーの曲を弾いたり。かなりインパクトのあ…

特筆すべきは喬太郎師匠の「牡丹灯籠発端」➖深川落語倶楽部の話

先日見に行った深川落語倶楽部。4月26日ですね。 このブログには場所とメンバーが良かった、と書いただけなので、感想も少し。 出演者が豪華で楽しい会でした。 この一言に尽きるんですが、 例えば、春風亭一之輔師匠。 少しばかりの狂気を感じさせる「野ざ…

深川落語倶楽部って、かつての東横落語会のようだなあ。

今夜は、錦糸町にて深川落語倶楽部。 林家時蔵師匠プロデュースの会でして、 これまでは江戸東京博物館のホールで開催してましたが、現在、江戸東京博物館は改修工事のため、休館中。2025年までって、なかなか長期であります。 で、そのため今回から錦糸町(…

『桂馬の高跳び』のニ代目山陽先生の若旦那ぶりが半端ない

最近読んだ『桂馬の高跳び』、かなり面白かったです。二代目神田山陽先生の一代記。 この方、2000年に亡くなったのですが、私、かろうじて間に合っていて、国立演芸場の舞台を見に行ってます。その時で、80歳は越えていたと思います。 二代目山陽といえば今…

神田連雀亭で若手3人の高座。五百円でいいんですか!

神田連雀亭のワンコイン寄席。文字通り五百円玉1枚で、若手3人の高座を楽しめます。いいんですかね。かなりお得な気がします。 お得なんですが、土曜の午前。どのくらいお客さんいるのかしら、と思っていたら、ツバナレしていてちょっと驚きました。土曜の朝…

秋葉原やきもちの落語会でお座敷遊びを勉強しました。

昨夜は亀有で「落語と花街艶っぽナイト」を見ました。 秋葉原の落語と小料理のお店「やきもち」主催のイベントです。「やきもち」、いいお店なんですよ。美味しいご飯とお酒(私は飲めませんが)を楽しみながら、至近距離で落語が楽しめる。 その「やきもち…

「ひらばのひと」が面白い!

少年ジャンプ連載中の「あかね噺」。 単行本にまとまるのが楽しみです。 演芸をテーマにした漫画には、 「ひらばのひと」もあります。 こちらが描いてるのは、講談の世界。 今、2巻まで出てます。 主人公は、前座の泉太郎なのか、 姉弟子の泉花なのか。 表紙…

情熱大陸の桂宮治師匠でびっくりしたシーン

先週4月10日の情熱大陸、 録画してたのをようやく見ました。 桂宮治師匠の特集。 末広亭でトリをとった時の映像も出てきますが、あれはコロナ復帰の初日かしら。 偶然、あの場にいたんですよね、私。 携帯カイロを入り口で師匠からもらいました。 あれはびっ…

江戸家猫八『兵隊暮らしとピカドン』を読む

江戸家小猫さんが、来年2023年春に猫八を襲名することが発表されましたね。 その小猫さんのおじいさん、三代目江戸家猫八さんのご著書『兵隊暮らしとピカドン』を読みました。 猫八さんの兵隊時代の話です。 本当にちょっとしたタイミングで死なずにすんだ、…

柳家喬太郎師匠のかっこいいセリフ

「演芸図鑑」という番組があります。 NHKの演芸番組で、落語家がホストを務め、 色物と落語を一席ずつ、 その後にホストとゲストの対談。 というのが基本パターンのようです。 ホストは基本的に1か月交代で、 最終週に自身も落語をするみたい。 日曜の朝5時1…

柳亭小痴楽師匠の落語を秋葉原の小料理屋で楽しむ

今夜は会社帰りに、 秋葉原の小料理屋「やきもち」へ。 美味しい料理とお酒(私は呑めませんが)を楽しみつつ落語が聴けるという、夢のような空間です。 今夜は柳亭小痴楽師匠でした。 ネタは、「写真の仇討ち」と「天災」 「写真の仇討ち」は小痴楽師匠ご本…

落語教育委員会で感じた兼好師匠の声の良さ

先週、中野で「落語教育委員会」を見ました。 三遊亭歌武蔵、 柳家喬太郎、 三遊亭兼好、 3人の師匠による落語会。 かなり贅沢なメンバーですよね。 この3人で、冒頭にコントもあります。 今回は、喬太郎師匠が出ていたTBSドラマのパロディ。 このメンバーで…

桂米團治師匠と柳家花緑師匠の対談

昨夜の柳家花緑独演会at新宿末廣亭。 お目当ては師匠の「妾馬 全編」でしたが、 特別ゲストが桂米團治師匠、というのも楽しみで、期待以上に素晴らしかったなあ。 米團治師匠のネタは「はてなの茶碗」。 噺そのものがよくできていて、物の値段とはなんだろう…