落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

池袋演芸場で白酒師匠の豚次伝。

2日連続で落語を聴くという贅沢な夜。 本日は池袋演芸場でした。 こちら、6月1日から10日まで、 「任侠流れの豚次伝」連続公演中です。 これは、今さらいうまでもないかもですが、 三遊亭白鳥師匠の新作落語。 10部構成の大長編でして、 それを毎日日替わり…

『落語の目利き』出版記念落語会は贅沢な会でした。

2夜連続で落語でした。 まず昨日6月7日は、渋谷のユーロライブにて、 『落語の目利き』(広瀬和生著)出版記念落語会。 渋谷らくごをやってるところですね。 落語評論家の広瀬和生さん。 落語会でたまにお見かけします。赤い長髪だからすぐわかるんですよ。 …

『小三治の落語』は小三治入門としても芸談の本としても素晴らしい。

広瀬和生さん。 個人的にいま、最も信頼している落語評論家です。 その広瀬さんの文庫新刊『小三治の落語』が出てると知り合いに教えてもらい読み出したんですが、予想通りとても面白かった。 小三治師匠のネタを広瀬さんが分析し、世に出回っているCDやDVD…

柳家花緑師匠の「中村仲蔵」はこんな時こそ聴きたい噺だった!

昨日のCOREDO落語会の余韻に、まだ浸っております。 桃月庵白酒師匠の「松曳き」、柳家権太楼師匠の「唐茄子屋政談」、いずれも素晴らしかったんですが、特に印象に残っているのは柳家花緑師匠の「中村仲蔵」。 先月の師匠の独演会で、この噺に言及されてま…

30回記念! COREDO落語会でかつての東横落語会を思い出した。

昔、東横落語会という会がありました。 渋谷駅に隣接する東急百貨店にあった東横劇場、そこで毎月開催されてました。 最終回が1985年ということで、当時大学生だった私はギリギリ間に合った世代。学生なのでそこまでお金に余裕がありませんでしたが、それで…