落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

真打昇進目前の立川こはるさんの「芝居の喧嘩」が素晴らしかった

会社帰りに新宿に出て、立川こはる独演会を見てきました。 こはるさんといえば、今年5月に真打に昇進することが、昨年秋に発表されました。 そして披露興行が10月に、有楽町の朝日ホールで開催されるとのこと。5日間10回です。 その披露目の落語会、見てみた…

「好楽イズム」で兼好師匠の新作とぽん太さんの古典を堪能した夜

ややや。 10日以上更新してない! やはり、落語会帰りの地下鉄で更新しなきゃダメなのかしら。土日にまとめて、というのは難しいなあ。 というわけで、落語会の帰りに書いてます。 本日見に行ったのは、「好楽イズム」。 三遊亭好楽のお弟子さん4人の会で、…

立川吉笑春風亭昇咲二人会は楽しすぎる2時間半でした。

(今回のは長いです) 今夜は、会社帰りに高円寺へ。「立川吉笑のギミックメイカーズ」を見るためです。 落語におけるギミックというのは、吉笑さん独自の表現のようです。ご本人のかつてのブログによれば、 ギミック(仕掛け、アイデア、新しい視点、発明性…

会社から徒歩5分で立川寸志さんの落語を聴ける幸せ

先週の土曜日に行ってきました、午後のぶらり寄席。 立川寸志さんがやってらっしゃることは、結構前から知ってました。 というのも、会場のカフェが神保町の靖国通り沿いで、弊社のすぐ近く。歩いて5分じゃないかしら。 土曜の休日出勤の時に、靖国通りの歩…

横山笑吉勉強会で立川吉笑さんの落語を堪能する

会社帰りに、連雀亭へ。 ここ、弊社からギリギリ歩いて行ける距離です。徒歩圏内に、こういう場所があるのがありがたい。 今夜は横山笑吉こと立川吉笑さんの勉強会。 文字通りの勉強会で、固めてる途中の新作だったり久しぶりの演目だったりということが多い…

代演の蝶花楼桃花師匠「お見立て」が素晴らしかったのです。

今夜は神保町の奥野かるた店にて、神保町かるた亭でした。 評論家の長井好弘氏プロデュースの会で、春風亭昇也師匠がレギュラー。そこにゲストが加わり、長井氏の解説含め1時間半ほど。会社から歩いて行ける距離で昇也師匠の落語が定期的に聴けるというのが…

深川落語倶楽部は今夜も贅沢な2時間半でした。

今夜は会社帰りに深川落語倶楽部へ。 毎回、豪華なんですよ、出演メンバーが。 今回も贅沢な会でした。 蝶花楼桃花師匠「老人前座」は、三遊亭新潟師匠の新作の改作、なんだそうです。おばあさんが前座になるという噺で、実在の噺家の名前や「任侠流山動物園…

春風亭一之輔語録

まさか、春風亭一之輔師匠が! というのが笑点新メンバー発表瞬間の感想です。力量人気の点では全く問題ないのです。そうじゃなくて、年間900席もなさっている一之輔師匠がさらに忙しくなる道を選ぶのか!という驚きですね。そしてこのタイミングだから、女…

あなたは古今亭菊一を知っているか?

古今亭菊一さん。 前座さんです。 もっとも、今年2023年2月中席から二つ目で、 菊正となるそうです。 という、二つ目直前の菊一さん見ることができました、今夜の二葉チャレンジで。 うまいという噂は耳にしてましたが、いやあ、びっくり。前座の噺じゃない…

桂二葉さんが昇太師匠にチャレンジした夜。

行ってきました、桂二葉チャレンジ。 700席ほどの有楽町朝日ホールが満席でした。 凄いわあ。 二葉さんは「金明竹」と「近日むすこ」。 江戸の「金明竹」は江戸の店に上方の人がやってくる、という設定でだから聞き取れないんですが、上方のは上方のお店に上…

『いまも談志の夢をみる』はかなり面白い。

吉川潮さんの『いまも談志の夢をみる』が面白いです。落語立川流の顧問をしていた人、というのは知っていたのですが、顧問ということでなんとなくかなり高齢の人と思っていました。談志師匠より年上なんだろうな、と。 実際は、談志よりもひと回り年下。実務…