落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

柏で聴いた春風亭昇也師匠の「紺屋高尾」が素晴らしかった

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昨日は柏で「春風亭昇也打披露興行」でした。

昇也師匠、柏にお住まいなんですね。

 

昇々、鯉八、小痴楽各師匠という成金メンバーに、小助六師匠、そしてご本人という豪華なメンバーです。

 

客席には昇也師匠のお子さんも来ていたそうですが、そんな状況で廓噺「紺屋高尾」を選ぶというのが、昇也師匠、素敵です。

 

30分以上の熱演。

サゲは「藍に染まります」というセリフで、

人情噺っぽい説明で終わり、じゃないんですね。

 

あなたのところに嫁入りします、

と高尾に言われた主人公が、

あまりのことに怒り出す。

という演出は珍しい気がしました。

違うかなあ。

 

口上は、成金メンバーが多めなので、

いい感じにふざけてましたが、

そんな中、小助六師匠がきちっと重しになってました。素晴らしい。

 

そういえば、小助六師匠は幕間に寄席の踊りも。先輩なのに大変です。

 

口上に、文化放送の西川あやのアナウンサーもご出演、

去年も参加されてました。

新真打の前でオカリナを吹く、

というのがお約束のようです。

文化放送に、若手落語家さんがよく出てるから、かなあ。

 

春風亭昇々 ちりとてちん

瀧川鯉八 最後の夏

雷門小助六 紋三郎稲荷

仲入り

柳亭小痴楽 のめる

昇也 紺屋高尾

 

#春風亭昇也

#雷門小助六

#西川あやの