落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

「立川流が好きっ」は充実の3時間でした。

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文化の日の今日は、極めて文化的な1日でした。下北沢で落語会のハシゴをしたのです。こんなことは、我ながら珍しい。

 

1本目は、ひとつ前の記事に書いた「立川吉笑真打計画」。

 

で、その後見たのが、「立川流が好きっ」。

談志の孫弟子たちによる落語会です。談吉さんは談志の最後の弟子、かしめさんはひ孫弟子ですけどね。

 

吉笑さんはこちらの会にも出演。体力あるなあ。「ぞおん」が聴けて、嬉しいことでした。

 

最もインパクトがあったのは、トリのこしらさん。「千早振る」こしらバージョンです。「とはは千早の本名だった」というオチから、延々と続くのです。で、最後は相撲取りと女性落語家の純愛物語になるという。以前、こしらさんの独演会で聴いたことがありますが、今夜の方が落ち着いて聴けました。

 

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彼の弟子であるかしめさんの新作も、かなり強烈でした。おもちゃの刀を持ち出すのにびっくりしましたが、古典落語の構造を使って予想できない展開になるのが面白い。なんでもありが素晴らしいです。

 

こはるさんの蒟蒻問答もよかったなあ。

 

寸志さんの「将軍の賽」。

初めて聴きましたが、古典落語なんですね。

 

談吉さんはご自身の新作。日常を切り取ったかのような噺ですが、不思議な内容でした。

 

というわけで、充実の落語会でした。

 

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