落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

高田馬場ばばん場は小ぢんまりとした良い空間

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しまった。2月になって初投稿。もっとまめに更新しなくては。

 

昨日は、高田馬場に新しくできた演芸場、ばはん場にて「千里寄席」を見ました。

 

立川流の若手の会で、毎月10日に開催するそうです。立川こはるさんプロデュース、なのかな。

 

昨夜はその記念すべき1回目。若手の会ですが、トリが立川志の春師匠という豪華版です。

 

志の春さん、たぶん聴くのは2回めで、今回も新作落語でした。奥さんが「初恋したい」と言い出す「初恋雪だるま」。

しみじみとした良い噺でした。

 

昨年、末広亭の8月の余一会で聴いたのが下ネタ全開の「白いバラ」でしたから、かなりのギャップですよ。それだけ、芸の幅が広いんだなあ。

 

噺の途中で桜並木の商店街(?)の店主らしき人たちのセリフが入り、それまでの夫婦のやり取りとの関係性が、ちょっとわかりづらいですが。

 

わかりづらいといえは、ばばん場の場所。

途中までは全く問題なかったんですが、最後の10メートルほどで見つけられず、かなり焦りました。結局グーグルマップに助けてもらったのでした。

 

ばばん場、今年の1月にできたんですね。

学校の教室のような空間で、高座との距離がかなり近い。良い雰囲気です。

落語好きとしては応援しなくちゃ。