落語の話はどこからでも始まる

定年間近なサラリーマンが落語のことをあれこれ書きます。

高田馬場ばばん場で、神田桜子さんの意外な物真似が聴けた夜

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会社帰りに高田馬場へ。

目的地は、今年の1月にできた演芸場、ばばん場。高田馬場駅から歩いて10分ほど。

今年の2月に立川流の落語会がありまして、

それ以来のばばん場です。

 

2月は大雪だったんですが、今回は雨。

個人的には、傘必須の演芸場になってるなあ。

 

今回は、「講談あんだんて」。

一龍斎貞奈、神田桜子、田辺凌天。

ほぼ同期の女性講談師3人の勉強会です。

 

桜子さんには以前、私と椿らい堂さんという

おじさん二人でやっている落語系ポッドキャスト「おあとがよろしいようで」に、ゲスト出演していただきました。

 

そのお礼に、桜子さんご出演の会に行きたいなあと思っていたのです。

 

以前、連雀亭に出演されていたのを聴いたことがありまして、桜子さんの講談は新作のこともあるんですね。

 

今回も新作、「ピクサーを創った男」。

まさか講談で、夢の国のねずみ男(って誰だよ)の物真似が聴けるとは。

タイトルから明らかですが、

かなり横文字、カタカナの多い話でした。

 

大袈裟なことを言うようですが、講談っていろんな可能性があるんだなあ。

と感じた一席でした。

何より、ご本人が楽しそうに演じていたのが印象的。

 

ちなみに、

貞奈さんは「化け猫退治」で、

凌天さんが「山本南龍軒」。

 

全体におだやかな雰囲気の、いい勉強会でした。お客さんたちは、3人の熱いファンなんだろうなあ。

アフタートークも面白かったです。

 

ただ、講談の世界にまで足を踏み入れると、

どんどん深みにはまりそうで、

我ながら、それがちょっと心配。

 

落語の世界すら、落語芸術協会の人たちを追いかけるだけでいっぱいいっぱいなんですから。

 

というわけで、講談は神田桜子さんと田辺いちかさんだけ聴こう。

と思うんですが、今日の貞奈さん凌天さんも良かったなあ。こうやって広がっていくのよね。

 

とりあえず、次回の講談あんだんて、予約しました。

 

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